男子と女子、カレシとカノジョ

いつのころからか、いい大人に対しても、「男子」と「女子」という呼び方が一般的になってきました。例えば、「女性の立場から見ると」と書くより、「女子の立場から見ると」と書いた方がイマドキ。「メガネ男子」なんて、最たる例でしょう。

で、なぜ??というのが気になります。「男性/女性」と言ってしまうと”性”を意識させてしまってよろしくないから、小学生用語でごまかしちゃえ、のようなノリから始まった、というのが僕の仮説。「セックス」だと直接的に”性”を意識させるので、「エッチ」と言い換えるのと同じパターン、のような気がします。

ネタが古いですが、「女性は子供を産む機械」と発言した大臣も、普段から、「女性」と言わずに「女子」と言っていれば、失言に繋がらなかったかもしれません。「女子は子供を産む機械」では文章的に明らかにおかしい感じなので、言葉って不思議です。

同様に、「恋人」や「彼氏/彼女」という言葉より「カレシ/カノジョ」のほうがイマドキ感ありです。なぜだろう?