新年アニメ。アカルイ会社。アカルイ買収。

正月休み、YouTubeをダラダラと見ていると、やはり中毒性の高いサービスだと再認識しました。毎度のようにネタが遅いですが、洒落た新年メッセージ映像を紹介。(クレイアニメ:45秒)
http://youtube.com/watch?v=r7Erny-cMXI

旬なネタでは、紅白歌合戦DJ OZMA映像とか、NHKアナウンサーの謝罪映像なんかが、がしがしYouTubeにアップされてます。(→検索したら一発で出ます。今のところは)そんな様子を見ていて、日本におけるYouTubeの扱いは別エントリ*1で書いたように、「ネット上の超巨大なDVDレコーダー」の扱いだな、と再認識。あくまで、主となるテレビ(=テレビで放送される映像コンテンツ)の副次的視聴スタイルとしてのYouTube。既存メディアコンテンツの流通手段として支持を得ている、と言えるでしょう。

YouTubeに限らず、日本においてはWebメディアと既存メディアの関係が「主従関係」と捉えられている感が強いと思います。「主:既存メディア(テレビ他)、従:Webメディア」という考え方。梅田望夫氏的に表現すると、インターネットの「あちら側」ですべてが完結する、という発想が希薄なのかもしれません。僕はWebメディアが絶対的なモノだと考えていないので、どちらが主従か、という議論自体がはナンセンスだと思っていますが。

コムズカシイ話は置いておいて、YouTube社員からの新年メッセージ映像もついでに紹介。

うーんアカルイ。「Broadcast Yourself」というYouTubeの副題コンセプトを地でいってますねー。俺様文化のアメリカではYouTubeコンテンツのテレビ依存度は低いみたいですし、こういう使い方が日本に馴染むものかどうか。

驚いたのは、YouTube創業者二人(Chad Hurley氏(CEO)とSteven Chen氏(CTO))がGoogleに買収されたときに発表した以下映像メッセージ。(英語がよく分からんので、詳細はわからんのですが、)「買収されちゃったぜ、へへへ。」ぐらいのノリでしかありません。約2000億円で買収された企業の創業者にもかかわらず、スーツを着た大人の匂いが全くしない二人。撮影場所もそのあたりの路地で撮ってるし、映像の最後の方は、爆笑とともにグダグダで終わってるし。。。
http://youtube.com/watch?v=QCVxQ_3Ejkg

ま、創業2年経たずに事業が約2000億円で売却できれば、笑いたくもなるのかもしれませんが。。。