安倍首相の奥さんマーケティング

安倍内閣支持率が各メディア一斉に発表になりました。ざざっと調べてみたところ、

安倍内閣支持率一覧:なるほどそーゆーことですか調べ
(2006年9月28日 カッコ内は発足時の支持率歴代順位)
 1位:日本テレビ 72.4%(2位)
 2位:日本経済新聞 71%(2位)
 3位:テレビ朝日 70.5%(2位)
 4位:読売新聞 70.3%(3位)
 5位:毎日新聞 67%(3位)
 6位:共同通信社 65.0%(3位)
 7位:朝日新聞 63%(3位)

てな感じです。日テレと、朝日新聞では10%近い差があるんですね。統計学云々でどれが正しいのかはよくわかりませんが、

  • 7割近い人が支持している。
  • 女性の方が支持率が高い。

ということは共通事項の模様。女性の方が支持率が高い、というのは、各種メディアを見て個人的に判断する限り、おばちゃん人気が根強いのでしょう。小泉さんの時代は、「貧相な体格」「馴染みにくい顔」で満足できなかったおばちゃんの性欲が、「坊ちゃん顔」「長身」という違った魅力のオッサンに取り憑かれている現状だと推測されます。ただし、最も違った一面は、

  • 嫁持ち

という点。
日本国民はかれこれ5年近く、ファーストレディー不在、という状態に慣れてしまっています。そのため、奥さんの存在は諸刃の剣、としか言いようがありません。小泉さんの場合、X JAPANの歌を熱唱しようが、言葉に詰まって「人生いろいろ、会社もいろいろ」というトンデモ発言をしようが、アメリカでエルビス・プレスリーのモノマネをしようが、「独身=自由・身勝手」という暗黙の了解が国民の中にあったわけです。(独身差別ではありません。僕も独身ですので。)ただし、同じことを安倍さんがやろうものなら(やらないだろうけど)

  • 何あの人、いい大人なのに。
  • 奥さんの顔が立たないわ。
  • 家ではなんて言われているのかしら。

といったクレームが殺到。「世間体」という日本人的な価値観が安倍さんの弱点となるわけです。そういった意味では安倍さんはひたすら「家族愛」「愛する妻」のイメージを演じ続けるしか方法はありません。ただし安倍さんも人の子、きっと小池真理子佐藤ゆかり(ゆかりタン)、片山さつき、あたりのセクシー攻撃に負けてフライデーで熱愛報道→支持率急落、、、は深読みし過ぎですね。そんなことは有り得ません。わかってます。。。。。

いずれにせよ(?)、安倍さんの「奥さん(昭恵さん)マーケティング戦略」に注目、ですね。