Napsterになるか、Googleになるか?YouTubeの分かれ道。

ビジネスとしてのYouTube、成功するのか?

ここ半年、議論され尽くされているネタ、でしょうが、アメリカの調査会社は否定的なレポートを提出しているようです。

【YouTubeビジネスモデル--調査会社Forresterも悲観論】CNET Japan 2006/10/03 11:53

1年近く前の正式開設時から著作権の問題に悩まされてきたことを考えると、「YouTubeが訴えられて敗訴する」のは確実だ、と記した。
 同アナリストらによると、訴訟になれば連鎖反応が起こり、YouTube著作権で保護された素材すべての削除を余儀なくされ、専門家が制作した大半のコンテンツも削除することになる。そうなると、YouTubeには「全く面白くない」ビデオしか残らないと、Forresterの両アナリストは述べる。

なるほど。

ま、難しいことはさておき、一人のユーザーとしては、革命的メディア、と認識しています。収入モデルはやはり、「広告モデル」なのでしょう。

  • インターネット広告 = バナー/オプトインメール(Yahooモデル)
  • インターネット動画広告 = スポットCM(Gyaoモデル)

という、旧来的価値観を打ち破る何かを生み出せるか、が、今後、YouTubeGoogleのように成功を収めるか、Napsterのような末路をたどるか(って、ちょうど今日、日本で復活しましたね・・・この話はまた別途)の分かれ道でしょう。Googleアドワーズ以前、はスーツを着た大人たちからは白い目で見られる存在だったようですが、今や絶賛の嵐。やはり大人の言うことは信じられません。

と、YouTubeを使った新しいCM手法としての「NikeID」長尺CMをご紹介。YouTubeの求めている正解はこれなのか、はさておき、Web2.0的広告としてご一覧あれ。