転職とインターネットと英語

一度書かなくなると、とことん書かなくなるもの、それがブログ、なのかね。

僕の素性を知ってこのブログを読んでいる人がいるとも思えないけれど、昨年11月に転職しました。前の会社で約7年半勤め、30歳を前に自分にとってはまぁ一大事。

ギョーカイ的には世界経済危機の影響をモロにうける会社(某メーカー)で、会社は転職早々とんでもないことになっているのですが、

  1. 日本だけじゃないグローバルマーケット向けの仕事がしたい
  2. WEBマーケティングの仕事をやっていきたい

という自分の気持ちに一番フィットしてた仕事で転職して良かったなぁと単純に思う。前の会社でできる仕事は突きつめても(2)だけだったので。

今の仕事は海外各国が持っている自社ブランドWEBサイト統括。アメリカに本社があるコカコーラに日本のウェブサイトや、中国向けのウェブサイトがあるように、いま勤めている会社にも、各国に1つづつWEBサイトがあり、それぞれを販売に貢献するように、ブランドイメージを崩さないように、作っていく仕事。と言うと格好いいが、平たく言うと「ヨロズWEB屋さんfor北アメリカとヨーロッパを除く世界各国(140カ国ぐらい?)」あ、あまり平たく言えてないな。

で、コミュニケーションは基本、英語。特に海外経験もないドメスティック男なので、それだけは慣れないなぁとは思う。が、いまこの時点が、人生において英語が一番理解できてることは間違いない。もちろん海外生活してるほどの進歩はありません残念ながら。

ということで気持ちだけは前向きな感じで、大したオチもなく、今日はこの辺で。

ファッションブランドの中国生産って

ごく最近、某有名外資系ファッションブランド社長の講演を拝聴する機会を得ました。(と、やたらと畏まっているのは、大学の大先輩だから)

なによりも講演でお話しいただいた社長の生き様に感銘を受けたのですが、トピックとして興味深かったのは「ファッションブランドの中国生産」の話。そもそも僕は高級ファッションブランドに中国生産モノがある、という事実自体を知らなかったのですが、まとめると↓のような話。

  • 手の届く高級感(accessible luxury)をコンセプトとしたファッションブランドは中国生産を実施
  • 近年、成長著しいCOACH(コーチ)は、いち早く中国生産に参入し、成功
  • LVMHグループのCELINE(セリーヌ)、LOEWEロエベ)あたりも中国生産に参入
  • が、中国生産したブランドは中国では売れない、というジレンマあり(=中国人は中国製を信用しない)

つまるところ、「中国生産は諸刃の剣」といったところなのかな。中国の魅力を「消費マーケット」と捉えるのか、「安価な労働力市場」と捉えるのかは、たしかに難しい。僕がお話を聞いたブランド(アメリカ系)では中国マーケットを切り捨てられない、という判断から現時点では中国生産は見合わせている、とのこと。なるほどです。

ちなみに「コーチは、最近ものすごい攻めっぷり(いい意味でも、悪い意味でも)」というのも、ファッション関連の方々の共通した意見、でしたよ。ふむ。

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しかし、ひさびさの更新。もうちょっと頑張りたいッスね。。。

COACHがGUCCIより売れてるって、本当ですか?

COACHがGUCCIより売れてるって、本当ですか?

ティファニーで朝食を トルーマン・カポーティ, 村上春樹訳

ティファニーで朝食を

ティファニーで朝食を

10年ぐらい前、二十歳の頃に沢木耕太郎的な世界に憧れ「ニュー・ジャーナリズム」がどーたらこーたらとかいう付け焼き刃的知識で『冷血』を読んで敢えなく挫折した経験があります。いわゆる世の中の背伸びした二十歳青年の一般的読書挫折経験。

そんなわけで、僕の中ではずっと「カポーティ=冷血=重い」のイメージ。もちろん『ティファニーで朝食を』の著者であることは知ってましたし、むしろ『冷血』がカーポティの中で唯一無二の異色作品であることも理解してはいましたが、なんとなく読む機会がなく、気付くと10年。おそらく村上春樹新訳でなければ、『ティファニーで朝食を』を読む機会もなかったでしょう。世の中の新訳ブームに感謝感謝、といったところ。

あとがきで村上春樹自身が、「主人公であるホリー・ゴライトリーに、オードリー・ヘップバーンの映画のイメージがついてまわるのが(映画そのものには別の魅力があるのは認めつつ)残念」と書いていましたが、僕自身は幸か不幸か映画を観たことがなかったので、すんなり入り込んで読み切れました。

物語の内容としては言わずもがな、なのかもしれませんが、イノセンスさ、自由奔放さが魅力の女性主人公(=ホリー・ゴライトリー)と、どうにも芯の弱い「僕」の関係性の物語。「僕」の不安定さがゆえ、ホリーの魅力がフルスロットル全開で、ホリー自身の会話文を主体にキャラを際立たせていく感じは、すごく面白いし、訳者の力量が故なのか、と感じる。

キャッチャー・イン・ザ・ライ』にしろ、『グレート・ギャツビー』にしろ、「絶対に手に入らないピュアなもの」とか「イノセンス」が近年の村上春樹の翻訳作品テーマなのでしょうか。「切なさ」とか「哀しさ」とか「一瞬のきらめき」に一貫した何かを感じ取るわけです。

ペンギンは空を飛ぶ

だいぶネタが遅いですが、BBCのエイプリルフールネタをYouTubeで発見。

凝り過ぎ、、、ペンギンがパタパタと飛び立つ瞬間(30秒あたりから)も笑いますが、1分19秒あたりからのナショナルジオグラフィック風スロ−モーションが必見。芸が細かい。これ、BBCの公式YouTube配信なんですよね。我らが日本のNHKも見習った方が・・・

同じくエイプリルフールネタ関連だと、サルコジ大統領が身長矯正手術に臨む、ってやつも面白かったス。

あ、どっちもイギリスだな。
ということで(?)、ゴールデンウィーク、イギリスに行ってまいります(まじ)

関西学院大学とワールドカップ、微妙な関係

我が母校、関西学院大学。ワールドカップ予選(オマーン戦)ピッチ脇に広告を出してた、とは。。。。

 ABC系で全国中継(26日後11・10〜)されたW杯3次予選の日本代表戦。この試合で、岡田ジャパンに負けず劣らずテレビ画面で何度もアップにされたのが、関学大のパネル広告だ。同大広報室は「ブランドを高める戦略の一環です。一口で言えば知名度アップが目的」と説明。「計画していたわけではなく、広告代理店と話がまとまったのは今月中旬。たまたまタイミングとコストが合致した」という。

 同様の広告を企業が出す場合の費用は約6000万円。しかし、これは教育機関である私立大学にとって、かなり難しい金額だ。関係者によると、今回は「広告枠が空いていて、割安で出せる」という情報を広告代理店勤務のOBが持ち込み、1000万円以下という破格の安さで実現したという。

仕事でテレビ観られなかったので、この事実を知らなかったのですが、いやぁ・・・どうなんですかね。。。
記事には、『OB、OGらの評判もいい』とありますが、僕は正直、否定的です。イマドキ安易にマス広告、しかも単発打ち上げ花火系っつーのが、どうも頭悪い感じがして、気に入らん。「期末の予算消化のために出稿したんちゃうん?」「D通さんにうまいこと丸め込まれたんちゃうん?」「もしや加茂さん(元・日本代表監督、現・関学サッカー部監督)経由ちゃうん?」と穿った見方をしてしまうのは俺だけ??

母校愛してますが、納得いかんなぁ。

花見はしご、洗足池→中目黒

土曜、引きこもりがちな僕にも関わらず、午前中は洗足池&夜は中目黒と花見はしご、でした。

洗足池



中目黒(夕暮時)

目黒不動尊

桜はなんだかんだと日本人の心を狂わせますね。。。
「日本に生まれて、良かったぁ〜」(=世界陸上織田裕二風)・・・分かりづらい人は↓の1分20秒あたりをどーぞ。

NHK朝ドラ「ちりとてちん」、最終回の前の日の出来事

こんなことが起こるんですね。粋な演出。NHKも捨てたもんじゃないのか?これはこれで、ある意味、不祥事なのか?

やってくれたね!もっさん!!(森本アナ!!)
よく聞いてみたら、裏がざわめいてる感じは気のせい?そして、↓の記事に「やっぱ観てんじゃん!」とツッコミをいれる。