DoCoMo2.0、ドコモニイテンゼロ、ドコモに移転ゼロ
「何でも2.0」ブームの極み、DoCoMo2.0キャンペーン。DoCoMoが"やっちゃった"おかげで、「〜2.0」は「ドットコム」とか、「IT革命」なみのお蔵入りワードになった感あり。
ネット上では物議を醸しまっくてる様子。「DoCoMo2.0→ドコモに移転ゼロ」という揶揄には感心。印象としては「指示:不支持=2:8」といったところでしょうか。
このキャンペーン。しばらくしないと結果は評価できないんでしょうが、大方の予想通り、DoCoMo独り負けはしばらく続くのでしょう。ただ、きっと広告代理店さんはキャンペーン結果の報告で、「短期的な顧客獲得(ユーザ獲得数)数にとらわれず、ネット上でのバズを生み出したのが、最大の評価事項」とか言ってしまってドコモを煙に巻くのでしょう。ザッツ広告ビジネス。
いろいろ見ていて、ネット上の反応は以下のような感じ、でしょうか。
「そろそろ反撃してもいいですか?」ティザーに関して
- なんかむかつく。なんかイラつく。
- ユーザーを敵に回すってどういうこと?
- おまいら競合しか見えてないの?
「DoCoMo2.0」に関して
- 意味がわからん。
- わざわざ2.0ってつける意味って何?
- 2.0の次は3.0か?
キャンペーン展開そのものに関して
- こんなに金かけるんだったら、料金安くしろよバカ。
- サービス実態がキャンペーンの派手さに追いついてない。
- 自爆CMだな
クリエイティブそのものには好意的。が、コンセプトには反感。というのが大方の反応。
で、個人的な感想。
クリエイティブの完成度は高そうで、それなりに面白そうですが、DoCoMoにとっては「次の」キャンペーン、が勝負。「反撃しても〜」で反感を十二分に買ったので、今後、中途半端に優等生的なキャンペーンやったら、態度が一貫せず、さらに反感を買うことになる可能性高し。ヒールになるんだったら、とことんヒールで行くべし。ダークサイドに堕ちるなら、ダース・ベイダーを目指すべし。
そーいえば、その昔、セガも「頑張れ湯川専務」の自虐キャンペーンで一時的にドリームキャスト(そんなのもあった!)の売上伸ばしたわけで。。。