バッテリー

バッテリー (6) (角川文庫)

バッテリー (6) (角川文庫)

最終6巻が文庫で発売。映画売上を考えると、公開前に発売した方が良かったのでは、と思いますが、それはさておき。

「青春という言葉には、許しがたい響きがある」というのは村上龍氏のコトバ、なのですが、「スポーツ×青春」を題材にしたときに許される過剰な演出がこれでもかとばかりに繰り広げられます。

  • 才能のあるものと、才能の無いもの
  • 燃え尽きられるものと、燃え尽きられないもの
  • 真剣になれるもの、真剣になれないもの

そんな対立が主人公の原田巧の才能を中心として、展開されます。スラムダンク好きにはたまらん感じ。いちおう児童書。