NFLシーズン終了。戦力均衡が面白さを生み出す。


本日(2/11)ハワイ・アロハスタジアムで開催された「プロボウル」をもってNFLはシーズン終了。オールスター戦を最後にシーズン終了する、というのは他のプロスポーツと比べて異なる点、です。

先週はペイトン・マニング率いるインディアナポリス・コルツスーパーボウルを制し、36年ぶりのチャンピオンに輝いたわけですが、、、コルツが来年も圧倒的な強さを発揮する、ということを誰も予想できないのが、NFLの面白いところでしょう。

NFLは戦力が均衡しており、強さを持続することがものすごく難しいリーグ、と言われています。なので、「NFL??、49ersとか強いんじゃないの??モンタナ??」などという言葉を間違っても言わないように気をつけましょう。49ersは1995年のスーパーボウル制覇以来、低迷が続いています。昨年のスーパーボウル王者であったスティーラーズは今シーズンはプレイオフにすら進めませんでした。毎年、強いチームが変わっていく(可能性がある)という点がアメリカで最も人気のあるプロスポーツたる所以、なのでしょう。
以下、WikiPediaより引用。スーパーボウル3連覇を達成したチームが歴史上存在しない、という事実はあらためてスゴいな、と関心。

NFLのリーグ運営は設立当初から「スポーツの魅力とは最高のレベルで戦力の均衡したチームが繰り広げる競争状態である」という理念のもとに行われている。そのため、戦力や資金力が特定のチームにだけ片寄ってしまうことのないように様々な戦力均衡のための制度が導入されている。レベニュー・シェアリング(Revenue sharing)、サラリーキャップウェーバー制ドラフトなどにより戦力や資金力を均衡させ、ニューヨークのような大都市にあるチームも、地方の小都市にあるチームも、可能な限り対等な条件で戦う仕組みを作っている。レベニュー・シェアリングは40年以上前にその仕組みの原型は完成している。
さまざまな戦力均衡策が実を結び、過去20年間でスーパーボウル連覇を達成したチームはわずか4チーム(5回)しかなく、3連覇を達成したチームはスーパーボウル史上1チームも出ていない。過去10シーズンでも、異なる7チームがスーパーボウル制覇を達成している。