煩悩を焼き尽くす(チャイニーズスタイル除夜の鐘)

ワタクシゴトですが、大阪の実家に帰省中です。
晦日。生まれて初めて、近所の寺で除夜の鐘なるものを体験してきました。
こんな感じです。

動画はコチラ(7秒。特別出演:父親)

ちょっと分かりづらいのですが、BGM含め何故かチャイニーズスタイル。それにはワケがありまして、、、

慈恩寺

神亀2年(725)聖武天皇行基菩薩に勅を発し創建、天長5年(828)に弘法大師が中興し、大唐の大慈恩寺になぞらえて「慈恩寺」と号した寺。同寺は植木の産地、細河地域にあります。ここには、池田市蘇州市(中国)の友好都市提携25周年を記念して、蘇州市から贈られた名刹寒山寺の梵鐘(複製)が設置され、鐘を突くことができます。唐の詩人張継の「楓橋夜泊(ふうきょうやはく)」に詠まれ、日本でも寒山寺の除夜の鐘としても有名な梵鐘です。

住所:大阪府池田市中川原485

大阪府池田市と友好都市である中国蘇州市からプレゼントされた鐘、なので、音楽も含めチャイニーズスタイル、なのです。地元では「毘沙門さん」の愛称で親しまれているお寺です。

除夜の鐘については、WikiPediaより引用

除夜の鐘(じょやのかね)とは、12月31日の除夜(大晦日の夜)の深夜0時を挟んで寺院で撞かれる鐘のことである。

  • 除夜の鐘は108回撞かれる。この回数には諸説ある。
    • 眼(げん)・耳(に)・鼻(に)・舌(ぜつ)・身(しん)・意(い)の六根のそれぞれに好(こう:気持ちが好い)・悪・(あく:気持ちが悪い)・平(へい:どうでもよい)があって18類、この18類それぞれに浄(じょう)・染(せん:きたない)の2類があって36類、この36類を前世・今世・来世の三世に配当して108となり、人間の煩悩の数を表す。
    • 月の数の12、二十四節気の数の24、七十二候の数の72を足した数が108となり、1年間を表す。
    • 四苦八苦を取り払うということで、4×9+8×9=108をかけたとも言われている。
  • 鐘を撞く前には鐘に向かって合掌する。108回のうち107回は旧年のうちに撞き、残りの1回を新年に撞く。
  • 本来は、108回の鐘は除夜だけでなく毎日朝夕撞かれるべきものである。しかし、普段は略して18回に留められる。

煩悩を焼き尽くして2007年、気持ち新たに。