マイクロソフト、Vistaブログキャンペーン炎上

masaya842006-12-30


マイクロソフトVistaブログマーケティングが海の向こうで炎上しているらしいです。英語にヨワいので、「IDEA*IDEA」さんより和訳&要約を引用(&トラックバック)。

Vistaブログキャンペーン炎上までの経緯

  1. Vista発売に伴い、マイクロソフトが著名なブロガーにVista搭載のPCを送りつける。その際には「Vista搭載のマシンです。良かったら使って正直にレビューしてね。終わったら人にあげてもいいし、ずっと持っていてもいいよ。」とのメッセージ。ただ「これはレビュー用にもらったものだって明記してね」と書き忘れたっぽい。
  2. 何人かのブロガーが「Vistaマシンもらった!」とブログに。
  3. 何人かのマシンをもらっていないブロガーが「それってずるくね?」と発言。diggなどで話題に。Slashdotでは「賄賂」よばわりでふんだりけったり・・・。
  4. マイクロソフトがマシンをあげたブロガーにメール。最初とはうってかわって「マシンはレビュー用だからね。終わったら誰かにあげるか、返してね」というメッセージ。
  5. マシンをもらったブロガーがそのメッセージに激怒。「もらったPCじゃないとVistaなんか使わないよ」とかなんとか炎上中。

マイクロフトさん、消費者を大切にしましょう。
やはり、「タダでマシンやったんだから、ちゃんと書けよ」という不遜な態度(=一貫しない態度)がブロガーの怒りを招いた模様。ブロガーはVistaの性能だけではなく、マシンをくれた企業の態度も正直に評価してくれます。彼らにとっては、マイクロソフトに何の義理もないわけで、炎上騒動は当然の結果、と言えるでしょう。しかも、相手が下手な有名人より影響力の強い、「アルファブロガー」なわけですから。。。やはり、CSは企業の生命線、ですね。(今回の場合、キャンペーンを請け負ったPR会社のEdelmanという会社の顧客対応がマズく、マイクロソフトからすれば、とんだ迷惑だったのかもしれませんが。)

しかし、英語まとめサイト「The great PR cock-up」をぼんやり読んでいて気づいたのですが、日本語の「炎上」にあたる言葉は英語では「cock-up」なんですね。ちょろっと調べてみると、「mistake」のアメリカ式スラング、みたいです。勉強になりました。(間違ってたらごめんなさい)

【ネタ元記事】